【法則3】 鉄道ファンの「分析力」は最強!

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「28」 「48」 「103」 「485」・・・

 

この数字に「ピン!」と来たら、あなたは筋金入りの「鉄ちゃん(鉄道マニア)」に違いない。そして以下の2つのグループに分けるであろう(当然のように)

 

①28 48

②103 485 

 

この数字は列車の形式番号である。

鉄道マニアは、数字を見るだけで姿カタチからスペックまでスラスラ言える。

 

正式に標記すると

①キハ28 キハ48

モハ103 モハ485 

 

数字の前の「キハ」とか「モハ」は、

  • どんな「エネルギー」で動く車両なのか?
  • どんな「車内設備」の車両なのか?

を知ることができる(一般人はどうでも良いことだが)

 

「キ」=気動車⇒エンジンで動く「ディゼルカー」

「モ」=モーター車⇒モーターで動くいわゆる「電車」

「ハ」=普通座席車 

※ちなみにグリーン車=「ロ」である

という事を示す暗号?みたいなものである。

 

この形式は、列車のどこに表示されているのか?

一番分かりやすいのは車両中央の下部分に大きく書かれている。

 

一例として画像を添付しておいたので、どういう車両なのか復習して欲しい(マニア様には常識すぎてアホらしいと思われるが)

 

 

ちなみに、画像の『キハ48 1533』の解説であるが 

「キ」=気動車⇒エンジンで動く「ディゼルカー」

「ハ」=普通座席車 

「48」車両形式番号(カタログで言えば型番みたいなもの?)

「1533」製造番号(車でいえばマンバープレートみたいなもの)世界に1つしかない番号

 

≪ビジネスへ活用法≫

 

鉄道車両には、今回紹介した電車や気動車のみならず、電気機関車、SL、客車(動力を持たない車両)、貨車、寝台車、荷物車等、多種多様な車両がある。

 

それらを、たった数語の記号番号で読み解き、新旧の区別、容姿、カラーリングのバリエーション、仕様やスペックなどをカテゴライズする能力はただならぬ分析力だ。

 

会社の自社商品のみならず、同業他社を含めた企業戦略にこの分析力を活かさない手はないだろう。

 

≪私の失敗談≫

鉄道に全く興味のない人にまで、この鉄道豆知識を飲み屋で披露した。相手はなんども相槌を打ち興味津々な感じで聞き入ってくれたので嬉しかった。

しかし、その相手とは二度と飲みに行くことはなかった・・・